2006年にプレステ2で発売されたゲーム
ジャンルはRPG
販売元はCAPCOM
その後、絶景版のタイトルをつけて各種プラットフォームで展開された
対応プラットフォーム
- switch
- PS4
- XBOX ONE
- steam
絶景版でゲーム内容に違いはなく解像度が異なるだけのようです。
筆者はsteamでプレイしました。
総評
評価点数
9.0点
難易度 | |
ストーリー | |
BGM |
プレイ時間:約30時間
よかった点
- これでもかと詰め込まれた和風テイスト
- キャラクターが個性的で魅力的
- 絶妙な難易度の謎解き
気になった点
- ダッシュの最高速度
- やたら難易度の高いミニゲーム
あらすじとストーリー
人々が平和に暮らしていた国に“ヤマタノオロチ”が蘇り、世界を闇の中に閉じ込めてしまいました。
そんな中、ただ一つ災厄をまぬがれた「神木村」。その村のご神木に宿る精霊「木精サクヤ姫」は、闇の世界に光を取り戻すため、
「大神・アマテラス」を、復活の儀によって現世に呼び戻すのです。
※公式サイトより
赤い隈取と背中の神器が特徴的な“アマテラス”の冒険の物語ですね。
かわいい…(犬好き)
基本システム
筆しらべ
このゲームの面白さを支えている最も特徴的な要素の一つでしょう
解決したいことができたら…
筆を持って…
特定の図形を描くと…
効果発動!
最初から最後まで続く方針として13に散らばった“筆神”と出会い筆しらべの能力を取り戻そうというもの
筆神と出会うことで使える筆技が増えていきます
アマテラスの頭の上で跳ねてるちいさい奴。江戸っ子口調。
ステータス
ステータスに関してレベルのような上がれば上がるだけ全体的に強化されていくようなシステムは存在しません。物語中やフィールドでギミックを解くと”幸玉”というものが溜まり特定の項目に対して強化を行うことができます。
強化できるのは
太陽器:体力
墨ヒョウタン:筆しらべ使用回数
胃袋:復活に使う?正直どういうステータスか不明
お財布:お金の所持上限をUP
の4つです。
特に墨ヒョウタンはなくなってしまうと一定時間筆しらべの能力が使えなくなってしまうためできるだけ上げておきたいですね
攻撃力に関してはボス撃破や店売りの装備品の変更でのみ上昇します。
また、各地に存在する道場で新たなスキルを身に着け戦闘能力を上げることが可能です。
ダッシュの段階が3段階あり、2段回目までは瞬時に移行できるものの、最高速度である3段回目は2段階目で数秒走った後に自動で移行するシステム
どうせだったら常に最高速度で走ってほしいなぁ…と感じました。
やりこみ要素
はぐれ珠というアイテムを探す収集要素です。計100個が各地に存在しており隅々まで探索しないと見つけられません。
すべて集めるといいことがあるとかないとか
難易度
戦闘
戦闘時間と被弾回数を5段階評価してくれる
評価が高いほどもらえるお金が増えるシステムです
個人的にはもう少しやりごたえが欲しかったですが、ノンストレスでテンポよく進められるので物語を楽しむという点においては良いことですね
ギミック
ギミックは解いていて簡単すぎず難しすぎない丁度気持ちいい難易度
ストーリーが進むごとに使える筆技が増えていきますが基本的に直前に入手した筆技を使うのでごちゃごちゃさせない設計になっていそうです。
・ミニゲーム
ストーリー中で筆技を使って人を地下まで運ぶミニゲームがあるのですがコツを掴むのも難しくコツを掴んでも終わりが見えない中々のストレス要素
これはストーリー外のみにして欲しかったところです。
ストーリー外に出てきたら出てきたで難易度が高くて途中でリタイアしてしまう程でした。
印象に残ったBGM(ちょっとネタバレあり)
・クシナダを乗せて
ボスを倒しに行くぞー!って時に流れるBGM、疾走感と重厚感でワクワクする曲ですね!
(劇中で3、4回流れたはずだけどクシナダを乗せてたのは1回だけ)
・勝ち鬨
めちゃくちゃ短いけどボス戦の勝利BGMとして耳に残りますね
「聞こえてンなら 返事しろィ! この 毛むくじゃらァ!」
やってない人は是非ゲーム内で聞いてみて頂きたい1曲。
今聞いても鳥肌モノだぁ…
おわりに
前々から名前だけは聞いていたものプレイする機会がありませんでしたがいざやってみると「もっと早くやっておけばよかった」となる良作でした。
和風RPGとして高いクオリティを持ち、温かい気持ちになれるお話やクスッと笑える要素など広く人にオススメできるゲームです。
全プラットフォームにおいて定価で約3,000円、かつsteamのセール時には半額になるので気になる人は是非チェックしてみてください。
お値段以上の満足度は保証できるゲームです。