はじめに
格ゲーにおすすめのコントローラーでよく見かけるコントローラーの1つですよね。
私も十字キーが円形のコントローラーを探したところ見つけたのがRazer Wolverine V2 Chromaでした。
気に入って6か月程使い込んだので使用感をまとめようと思います。
メリット
- コマンドが入力しやすい円形十字キー
- 6個のマルチファンクションボタン
- 長時間使っていても疲れない
メリット
- 価格が高い
- ボタンを押した時の音が大きい
- サイズがやや大きめ
- 背面ボタンに手が届きにくい
使用方法
〇接続は有線のみ:USB+Type-Cでの接続になります。
〇使用可能なプラットフォーム:Steam , Xbox Series X|S(PS4/PS5では互換性がありません)
〇種々の設定はRazer™ Controller Setup for Xbox アプリから可能
Microsoft Storeで検索すれば見つかります。
Razer™ Controller Setup for Xbox アプリで設定可能な項目は以下
- ボタン割り当て
- 親指スティックの感度
- デッドゾーン :スティックの反応範囲のこと。スティック操作の方はここで好みの設定にしましょう
- バイブレーション :振動の設定です。10段階で変更可能
- ライティング :1680万色に光っていますがここで変更できます
〇ボタン割り当て
6個のファンクションボタン(上部2個+背面4個)に他のボタンを対応させることができます。
私はスティック押し込みをそれぞれ上部のボタンであるM1/M2に対応させることで咄嗟に使えるボタンを増やしました。
〇トリガーストップスイッチ
LB/RT(奥側のボタン)の作動距離を調整できます。
本体とトリガーの間の隙間を見るとわかりますが、結構押し込める量が変わります。
公式サイトではFPSゲーム向き/レースゲーム向きと紹介されています。
素早く押したい場合と押し方でじっくり調整したい場合で分けることが可能ということですね。
スト6で使う場合は速度重視なので短い方で固定してスイッチすることはないかもしれません。
メリット
コマンドが入力しやすい円形十字キー
格ゲーといえばアケコンだと思っていましたが、パッドでも問題ないということでDUALSHOCK4でスト6を始めました。
最初はスティックで操作していましたが、66の入力がしにくく十字キー入力に移行。
しかし、次は斜めの入力が認識されづらく、コマンドが成立しないという問題に直面しました。
そこからRazer Wolverine V2 Chromaに買い換えましたが、十字キーでの入力のしやすさが圧倒的に優れています。
コマンド入力すると角に当たってコンボ練習のたびに痛い思いをしてましたが卒業できました。
最大の問題であった斜めの入力もスムーズに行うことができるので期待通りの機能だったと言えます。
6個のマルチファンクションボタン
前述の通り、アプリで自分が使いやすい位置にボタン設定ができます。
突然ですが、"インパクト返しをするために、インパクトボタンを増設しているプロがいる"という話を聞いたことはありますでしょうか?
自然に手を置いたところにボタンがあると、指の移動無しでボタンが押せるのでインパクトを返しやすくなるという考え方に基づいているようですね。
これと同じ理論で、タイトルにインパクトが返しやすい!と記載しました。
なにも考えずにコントローラーを持ったときに丁度人差し指の腹があたるくらいの位置にM1/M2ボタンがあり、素早く押すのに非常に適しています。
また、私個人の設定ですが、LB,LTボタンにはよく使うボタンを設定せず左手はM1ボタンに常に添えられるようにしていました。
この設定によりDUALSHOCK4の時には返せなかったギリギリのインパクトが返せるようになり、
圧倒的にインパクト返しの確率が上がりました。
多ボタン機能になんらかの期待があったわけでは無かったのですが、思わぬ効果でしたね。
長時間使っていても疲れない
ラバーグリップ構造のおかげで汗で滑ったりということは無かったです。
無理なく手にフィットする形状で作られているようですね。
また、大きさの割に重量感はそこまででは無く長時間の使用に適していると言えます。
デメリット
価格が高い
高級コントローラーに分類される商品であり、気軽に買える値段ではないと思います。
【Amazon】Razer Wolverine V2 Chroma 商品ページ
Amazonで¥18,800です。(2024年1月13日現在)
アケコンやレバーレスよりわずかに安くなる程度でしょうか。
ここは自分の価値観と相談ですね。
ボタンを押した時の音が大きい
押すとカチッという青軸キーボードのような音が鳴ります。
Discord通話や配信で音を拾いやすい設定にしている人はもしかしたら拾ってしまうかもしれません。
私も最初はめちゃくちゃ気になりましたが、慣れとゲーム中の集中でまったく気にならなくなりました。
サイズがやや大きめ
コントローラーのサイズとしてはやや大きめです。
左からDUALSHOCK4・Switchプロコン・Razer Wolverine V2 Chroma
成人男性でも大きめに感じるので、女性や手の小さい人だと余計に小さく感じる可能性があります。
また、背面ボタンが存在しますが指を伸ばさないと操作できません。
慣れれば問題ないと思いますが、慣れるには少しハードルが高く感じるような操作のしにくさを感じました。
スト6ではボタン過多のため背面ボタンは使用していません。
おわりに
スト6に使うことにフォーカスしてまとめましたが、他のゲームでも使えるのでアケコン等の格ゲー専用コントローラーと比べて汎用性があることもメリットとして挙げていいかもしれません。
デメリットを多く挙げてしまいましたが、補って余りあるメリットがあるコントローラーだと考えています。
少なくともお値段以下の性能をしていないことは保証できますね。
この記事を見てくださった方がRazer Wolverine V2 Chromaを選択肢の一つとして考える助けになれば幸いです。